上の子にとって、自分だけのママとパパだったはずが、赤ちゃんが生まれてから、バタバタと忙しくなり上の子と接する時間も減ってしまったことで、寂しい思いをさせる時間が出てきます。
どうすれば上の子のフォローができるのか2人目育児を成功させるコツをご紹介していきます。
上の子に妊娠中からできること
赤ちゃんが生まれてからギャップを感じないように、妊娠中から赤ちゃんが生まれたら生活時間が変わっていくことや一緒に遊ぶ時間が減ってしまうことなどはあらかじめ伝えていきましょう。
その際に今までより愛情表現を増やすことも大切になります。
言葉でも表現し、抱きしめてあげることで心の安心に繋がります。
赤ちゃんが生まれてからの上の子の変化
赤ちゃんはよく泣くので上の子が最初はとても驚きます。
そのうちに慣れてきてママにミルクがほしいの?おむつ?と聞いてくれます
上の子の変化には次のようなことがあります。
- 赤ちゃん返り
- わがままになる
- 誰が1番好きなのか聞いてきてママを試す
- できることをしなくなる
- おっぱいを吸いたがる
上の子にどう接したらいいか
とにかく「大好き」「あなたが1番」と言って愛情表現する
赤ちゃんが生まれてから上の子が欲しいのはママからの愛情です。
意外にパパが赤ちゃんを抱っこしても怒らないのに、
ママは抱っこしようとすると上の子が突然近づいてきて寂しがるような態度を示すことがあります。
環境が変わる不安を払拭してあげるのに1番大切なことは、愛情表現をすること。
赤ちゃんは言葉も分かりませんから、赤ちゃんを構っているときも「上の子が1番好きだよ」と何回も言ってあげましょう。
下の子が言葉も分かるようになってきたら「上の子も1番好きだし、下の子も1番好きだから順番は決められないんだ」と言って誤魔化してしまいます。
「お兄ちゃんだから」「お姉ちゃんだから」「何才になったんだから」と言わない
下の子が生まれてきてからしっかりしてほしいと思うママの気持ちとは反面、
赤ちゃん返りが始まりできることをしなくなって手がかかることもあります。
お兄ちゃんだから出来て当たり前などの責任を負わせるのは親の勝手でしょう。
今まで赤ちゃんの時から見てきたように上の子のペースで見守ってあげたらいいですね。
上の子とママの2人時間を作ってあげる
赤ちゃんがお昼寝している時間や夜寝る前の絵本タイムなど、
今までと変わらず過ごす時間を持つと上の子も自分とママだけの時間に喜んでくれます。
休日もママに余裕がでてきたら、下の子はパパに任せて上の子とママだけ外出する時間もとれるといいですね。
対等に接する
もしかしたら赤ちゃんに話すときだけよく笑っていたり、赤ちゃん言葉になっていたりするかもしれません。
上の子はママの変化をよく見ています。赤ちゃんにも同じ声のトーンや態度で接してあげましょう。
ねぎらいの言葉をかける
愛情表現をすると似ていますが、「上の子がいてママは助かってる」「上の子のお陰だよ」と言ったり、
「赤ちゃんのお世話大変だから一緒に手伝ってくれると嬉しいな」と言ってママとパパと同じ仲間だと認識してもらえるとお世話してくれるかもしれません。
上の子が赤ちゃんだった時の写真を見せる
上の子の赤ちゃんだった時の写真や動画を見せたりその時のエピソードを話したりすると自分も同じ時があったんだなと認識してくれ、赤ちゃんはこういうものなんだと腑に落ちることがあります。
上の子がおっぱいを吸いたがったときの対応
おっぱいを吸いたがったら、吸わせてあげて良いと思います。
上の子はおっぱいがどんな味するのか、赤ちゃんと同じ扱いを自分も受けるのかが知りたいだけなので2,3度吸うと満足すると思います。
できることをしなくなった時にやること
上の子の出来ることをしなくなった時はママの気を引きたい行動の表れです。
ママも生活が一変して赤ちゃんのお世話に上の子の対処もしなければならないので一時的に大変になりますが、上の子が安心すれば元通りにやってくれますので、上の子の信頼に努めてください。
まとめ
上の子の心の安定が保たれたらきっと下の子に興味をもって優しく接してくれます。
ママも上の子と一緒にお世話できたら嬉しいですよね。
実践してみたことで、兄弟仲が良くなるきっかけになるといいですね。
お読み頂き有難うございました。
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